JAJSM89A october 2022 – june 2023 TPS3435-Q1
PRODUCTION DATA
TPS3435-Q1 デバイスは、WDO 出力ピンを備えています。MR ピンの電圧が 0.3 X VDD を下回るか、ウォッチドッグ・タイマのエラーが検出されると、WDO 出力がアサートされます。
MR イベントを除く上記の関連イベントが検出されると、出力が tWDO の間アサートされます。tWDO の時間は、CRST ピンと GND の間にコンデンサを接続することでプログラムできます。または、注文可能な部品番号で選択された期間 tWDO がアサートされます。利用可能なオプションについては、セクション 5 セクションを参照してください。
式 2 に、コンデンサ値と tWDO の期間との関係を示します。容量が推奨動作範囲を満たしていることを確認してください。容量が推奨範囲外の場合、デバイスの誤動作につながる可能性があります。
TPS3435-Q1 には、ラッチ付き出力のオプションも備えています。ラッチ付き出力を備えた注文可能な部品番号では、デバイスの電源を切って再投入するか、エラー状態を解消するまで、出力がアサート状態に保持されます。MR ピンの電圧が低くなったために出力がラッチされた場合、MR ピンの電圧が 0.7 x VDD レベルを上回ると、出力ラッチが解除されます。ウォッチドッグ・タイマのエラーが原因で出力がラッチされた場合、WDI で負のエッジが検出されたとき、またはデバイスがシャットダウンされて再度電源が投入されたときに、出力ラッチが解除されます。図 8-11 に、ラッチ付き出力構成でのデバイスのタイミング動作を示します。