JAJSKP2E august 2020 – august 2023 TPS37-Q1
PRODUCTION DATA
TPS37-Q1
は、IDD = 1μA、精度 1%、
検出時間が 10μs と短い 65V
入力電圧検出器です。このデバイスは 12V/24V 車載用バッテリ・システムに直接接続し、過電圧 (OV) または低電圧 (UV)
状態を継続的に監視できます。また、抵抗デバイダを内蔵しているため、ソリューション全体のサイズを最小化できます。
コールド・クランク、スタート /
ストップ、車の各種バッテリ電圧過渡の影響を受けないように、各種ヒステリシス電圧を選択できます。SENSE
ピンに組み込まれたヒステリシスは、電源電圧レール監視中のリセット信号の誤検出を防止します。
VDD ピンと SENSE ピンが独立しているため、信頼性が高い車載用システムが求める冗長性を実現できます。また、SENSE は VDD よりも高い電圧と低い電圧を監視できます。SENSE ピンは高インピーダンス入力であるため、任意で外付け抵抗を使用できます。CTSx および CTRx ピンを使うことで、RESET 信号の立ち上がり / 立ち下がりエッジの遅延を調整できます。また、CTSx は、監視対象の電圧レールの電圧グリッチを無視することで、デバウンサとして機能します。CTRx は、システムを強制的にリセットするための手動リセット (MR) として動作します。
TPS37-Q1 は WSON または SOT-23 パッケージで供給されます。WSON パッケージはウェッタブル・フランクを採用しているため、自動光学検査 (AOI) と低解像度 X 線検査を容易に実施できます。IEC60664 のガイドラインに基づいて VDD と GND との間の沿面距離を増やすため、中央パッドはどこにも接続されていません。
部品番号 | パッケージ(1) | 本体サイズ (公称) |
---|---|---|
TPS37-Q1 | WSON (10) (DSK) | 2.5mm × 2.5mm |
TPS37-Q1 | SOT-23 (14) (DYY) | 4.1mm × 1.9mm |