JAJSMG9E March 2021 – December 2023 TPS3704
PRODUCTION DATA
TPS3704x は、1.7V~6V の入力電源電圧範囲で動作するよう設計されており、内部コンパレータによって SENSEx ピンが監視されます。また VDD は、内部バンドギャップ、内部レギュレータ、ステート マシン、バッファ、およびその他の制御ブロックの電源としても機能します。VDD > VPOR のとき、リセット信号は既知の状態になります。低電圧誤動作防止機能により、VDD が VDD 最小電圧を下回ったとき、リセット出力が強制的にアサートされます。
このデバイスに VDD コンデンサは必要ありませんが、入力電源にノイズがある場合は、VDD ピンと GND ピンの間に 0.1μF~1µF のバイパス コンデンサを配置し、デバイスが正常に電源投入されるのに十分な電荷を確保するのが優れた設計手法といえます。スタートアップ遅延 (tSTRT + tD) の開始と、デバイスが完全に機能するためには、VDD が VDD(MIN) 以上である必要があります。