JAJSV45 July   2024 TPS544C27

ADVANCE INFORMATION  

  1.   1
  2. 1特長
  3. 2アプリケーション
  4. 3概要
  5. 4ピン構成および機能
  6. 5デバイスおよびドキュメントのサポート
    1. 5.1 ドキュメントの更新通知を受け取る方法
    2. 5.2 サポート・リソース
    3. 5.3 商標
    4. 5.4 静電気放電に関する注意事項
    5. 5.5 用語集
  7. 6改訂履歴
  8. 7メカニカル、パッケージ、および注文情報
    1. 7.1 テープおよびリール情報

パッケージ・オプション

メカニカル・データ(パッケージ|ピン)
  • VBD|33
サーマルパッド・メカニカル・データ
発注情報

ピン構成および機能

TPS544C27 33 ピン VBD、WQFN-FCRLF パッケージ (上面図)図 4-1 33 ピン VBD、WQFN-FCRLF パッケージ (上面図)
TPS544C27 33 ピン VBD、WQFN-FCRLF パッケージ (底面図)図 4-2 33 ピン VBD、WQFN-FCRLF パッケージ (底面図)
表 4-1 ピンの機能
ピン 種類 (1) 説明
名称 番号
AGND 26 G グランド ピン、内部制御回路の基準点
AGND 31 G AGND に内部で接続されたサーマル パッド。このパッドを PCB レイアウト上の基板グランドに接続して、熱性能を向上させます。
BOOT 20 P ハイサイド ゲート ドライバの電源レール (昇圧端子)。このピンと PHASE ピンとの間にブートストラップ コンデンサを接続します。高温 (X7R) 0.1μF 以上の値のセラミック コンデンサを推奨します。
EN 21 I イネーブル ピンはアクティブ High の入力ピンで、High にアサートすると、VR が出力電圧レールのソフトスタート シーケンスを開始します。Low にディアサートされると、VR は VRRDY をディアサートし、出力電圧レールのシャットダウン シーケンスを開始して完了まで継続します。
GOSNS 25 I 差動リモート センス回路の負入力。負荷側のグランド センス ポイントに接続します。
I_IN_M 4 I 差動入力電流センスの負入力。入力電流センス抵抗の PVIN 側に接続します。入力電流センスを使用しない場合は、I_IN_P および PVIN に直接接続します。
I_IN_P 3 I 差動入力電流センスの正入力。入力電流センス抵抗の入力側に接続します。入力電流センスを使用しない場合は、I_IN_M および PVIN に直接接続します。
PGND 8-9、16-17 G 内部電力段の電源グランド
PGND 33 G PGND に内部で接続されたサーマル パッド。このパッドを PCB レイアウト上の基板グランドに接続して、熱性能を向上させます。
PHASE 19 O ハイサイド MOSFET ドライバのリターン。内部で SW に短絡。BOOT ピンのバイパス コンデンサをこのピンに接続します。
PMB_ADDR / IMON / VORST# 23 I/O 多用途ピン。デバイスの初期化時、このピンと AGND との間に外付け抵抗を接続することにより、コントローラの PMBus アドレスが設定されます。抵抗を適切に検出するため、VCC 電源オン時のデバイス初期化中にこのピンに 20pF を超える負荷をかけないでください。DC_LL、VBOOT、および OFFSET ソース 0 または 1 も選択します。デバイスの初期化後は、このピンをアナログ電流モニタ出力として使用できます。このピンは、ローサイド MOSFET の電流検出ピンです。アナログ IMON 機能は、EN_AIMON ビット によりイネーブルされます。IMON 機能を使用する場合は、このピンに 50pF を超える負荷をかけないでください。このピンは VOUT リセット機能も実行し、EN_VORST ビット によってイネーブルにできます。EN_VORST ビットがセットされると、アナログ IMON 出力はディセーブルになります。
PMB_CLK 30 I PMBus シリアル クロック ピン
PMB_DATA 1 I/O PMBus 双方向シリアル データ ピン
PVIN 7、18 P 電力段およびアナログ回路の電源入力。PVIN は、内部 VCC LDO の入力です。
PVIN 32 P PVIN に内部で接続されているパッド。このパッドは PCB レイアウトの電源入力電圧に接続し、ビアを使って内層に接続することにより、PCB レイアウトの AC および DC 寄生容量を低減します。
SMB_ALERT# / CAT_FAULT# / PINALRT# 22 O 多用途オープン ドレイン ピン。1. SMB_ALERT# は PMBus シリアル アクティブ Low アラート ラインです。2.PINALRT# 機能 (アクティブ Low) 3.CAT_FAULT# アクティブ Low 致命的な障害インジケータ。この機能は、PMBus (D0h) SYS_CFG_USER1 コマンドの SEL_ALRT_FN フィールドにより選択できます。
SV_ALERT# 29 O SVID アクティブ Low ALERT# 信号。この出力は、VR のステータスが変化したことを示すためにアサートされます。
SV_CLK 27 I SVID クロック ピン
SV_DIO 28 I/O SVID 双方向データ ピン
SW 10-15 O パワー コンバータの出力スイッチング端子。このピンは出力インダクタに接続します。
VCC 5 I 内部回路の 5V バイアス。VDRV に接続するか、同じ外部 5V バイアスから電源を供給します。最小 1.0μF、10V のセラミック コンデンサを使用して AGND にバイパスします。
VDRV 6 P 内部 LDO 出力およびゲート ドライバ回路の入力。このピンに外部 5V バイアスを接続すると、内部 LDO の電力損失を低減できます。
VOSNS 24 I 差動リモート センス回路の正入力。負荷側の Vout センス ポイントに接続
VRRDY 2 O 電圧レギュレータの「レディ」出力信号。EN がアサートされた後、コントローラが SVID コマンドを受け入れる準備ができたときに、VRRDY インジケータがアサートされます。シャットダウン フォルトが発生すると、VRRDY は Low にディアサートされます。オープン ドレイン出力には、外付けのプルアップ抵抗が必要です。
I = 入力、O = 出力、I/O = 入力または出力、G = グランド、P = 電源。