JAJSFM1B June 2018 – January 2021 TPS61372
PRODUCTION DATA
デバイスごとのパッケージ図は、PDF版データシートをご参照ください。
TPS61372 は、負荷を切り離す機能を備えた完全統合型同期整流昇圧コンバータです。本デバイスは最大 16V の出力電圧と 3.8A の電流制限に対応しています。入力電圧範囲は 2.5V~5.5V で、シングルセルのリチウムイオン・バッテリ、または 5V バスから給電されるアプリケーションをサポートします。
TPS61372 は、適応型オフ時間制御トポロジで、ピーク電流モードを使用します。このデバイスは、中負荷から重負荷では 1.5MHz の PWM で動作します。軽負荷の状況では、デバイスが自動的に PFM に切り替わるか、強制的に PWM で動作するかを、MODE ピン接続で構成できます。自動 PFM モードは軽負荷時の効率が高いのが利点で、これに対して強制 PWM 動作では、負荷範囲全体でスイッチング周波数が一定に保たれます。TPS61372 はソフトスタートを使用して、スタートアップ時の突入電流を最小化します。TPS61372 はシャットダウン時に負荷が切断され、ヒカップ・モードの出力短絡保護機能があります。さらに、デバイスには出力過電圧およびサーマル・シャットダウン保護機能も実装されています。TPS61372 は、1.57mm × 1.52mm、高さが 0.5mm の 16 ピン WCSP パッケージで供給されるので、小型のソリューションを実現できます。
部品番号 | パッケージ(1) | 本体サイズ (公称) |
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TPS61372 | DSBGA (16) | 1.57mm × 1.52mm |