JAJSJ29E May 2020 – October 2024 TPS61378-Q1
PRODUCTION DATA
TPS61378-Q1 は負荷接続解除機能を搭載したフル統合型同期整流昇圧コンバータです。入力電圧は 2.3V~14V、最大出力電圧は 18.5V です。スイッチング電流制限は、1A~4.8A の範囲でプログラム可能です。VIN から 25μA の静止電流を消費します。
TPS61378-Q1 は、スイッチング周波数を 200kHz~2.2MHz に設定できるピーク電流モード制御を採用しています。本デバイスは、中負荷から重負荷では固定周波数 PWM で動作します。軽負荷時には、効率とノイズ耐性を両立させるため、MODE ピンを設定することで 2 つのモード (自動 PFM モード、強制 PWM モード) のどちらかを選択できます。スイッチング周波数は、外部クロックに同期させることができます。FPWM モードでの EMI を低減するため、TPS61378-Q1 は内部クロックのスペクトラム拡散を採用しています。また、内部ソフト スタート時間によって突入電流を制限することもできます。
TPS61378-Q1 には各種の固定出力電圧バージョンがそろっているため、外付け帰還抵抗を省略できます。より広い VOUT/VIN 範囲で安定性と過渡応答を最適化できるように、本デバイスは外部ループ補償をサポートしています。出力短絡保護、出力過電圧保護、サーマル シャットダウン保護などの堅牢な保護機能も内蔵しています。TPS61378-Q1 は、ウェッタブル フランク付きの 3mm × 3mm 16 ピン QFN パッケージで供給されます。
部品番号 | パッケージ (1) | 本体サイズ (公称) |
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TPS61378-Q1 | WQFN-16 | 3.0mm × 3.0mm |