JAJSNC0C August 2013 – November 2021 TPS62090-Q1
PRODUCTION DATA
TPS62090Q デバイスは、高周波数の同期整流降圧コンバータで、小型で高効率のソリューションに最適化されており、バッテリ駆動のアプリケーションに適しています。最大の効率を実現するため、このコンバータは、パルス幅変調 (PWM) モードで動作します。公称スイッチング周波数は、2.8MHz/1.4MHz で、負荷電流が小さいときには自動的にパワーセービング・モードの動作に移行します。分散型電源およびポイント・オブ・ロード・レギュレーションで使用するとき、他の電圧レールへの電圧トラッキングが可能で、10µF から 150µF まで、さらにそれ以上の出力容量を許容できます。このデバイスは DCS-Control™ トポロジを使用して、非常に優れた負荷過渡性能と、出力電圧の正確なレギュレーションを実現しています。
SS (ソフトスタート) ピンを使って出力電圧のスタートアップ・ランプを制御できるため、スタンドアロン電源としても、またトラッキング構成でも動作できます。イネーブル・ピンおよびパワー・グッド・ピンの構成により、電源シーケンスも可能です。パワー・セーブ・モードでは、標準 20µA の静止電流で動作します。パワー・セーブ・モードへの遷移は自動的かつシームレスに行われるため、負荷電流範囲の全体にわたって高い効率が維持されます。
部品番号 | パッケージ(1) | 本体サイズ (公称) |
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TPS62090Q | QFN (16) | 3.00mm × 3.00mm |