TPS62135 および TPS621351 は、DCS-Control™ トポロジをベースにした、高効率で使いやすい同期整流降圧 DC/DC コンバータです。このデバイスは、3V~17V の広い範囲の入力電圧で動作するため、マルチセルのリチウムイオンおよび 12V の中間電源レールに適しています。このデバイスは、4A の出力電流を連続的に供給できます。TPS62135 は、負荷が軽いときに自動的にパワーセーブ・モードへ移行するため、負荷範囲全体にわたって高い効率が維持されます。このため、このデバイスは接続状態でのスタンバイ性能を必要とするアプリケーション、たとえば超低消費電力のコンピュータなどに最適です。MODE ピンが LOW になっているとき、デバイスのスイッチング周波数は、入力と出力の電圧に応じて自動的に調整されます。この手法は自動効率拡張機能 (AEE™) と呼ばれるもので、動作範囲の全体にわたって高い変換効率を維持します。PWM モードで 1% の出力電圧精度を実現しているため、出力電圧精度の高い電源を設計できます。
デバイスの静止電流は、標準で 18µA です。シャットダウン・モードでの電流は標準で 1µA で、TPS62135 では、出力がアクティブに放電されます。TPS621351 では、出力電圧放電機能がディセーブルされています。
TPS62135 は、調整可能バージョンとして、3mm × 2mm の VQFN パッケージで提供されています。
部品番号 | パッケージ(1) | 本体サイズ (公称) |
---|---|---|
TPS62135 | VQFN | 3.00mm x 2.00mm |
TPS621351 |
Changes from Revision B (April 2017) to Revision C (June 2021)
Changes from Revision A (September 2016) to Revision B (November 2016)
Changes from Revision * (June 2016) to Revision A (September 2016)