JAJSUB5 October 2024 TPS62883-Q1
ADVANCE INFORMATION
TPS62880-Q1、TPS62881-Q1、TPS62882-Q1、TPS62883-Q1 は、ピン互換の 12A、20A、24A、30A 同期整流、2 相、降圧 DC/DC コンバータのファミリです。TPS6288x-Q1 は、固定周波数動作での高速過渡応答を組み合わせた拡張 DCS 制御方式を実装しています。2 相動作を使うと、入力および出力電圧リップルを低減できると同時に、相ごとにより小さいインダクタを使うこともできます。中負荷から重負荷では、本デバイスはパルス幅変調 (PWM) モードで動作し、軽負荷電流時には自動的に不連続導通モードに移行するため、負荷電流のあらゆる範囲にわたって高い効率が維持されます。本デバイスは、強制的に PWM モードで動作させ、出力電圧リップルを最小化することもできます。本デバイスは、推奨入力電圧および温度範囲全体にわたって、0.5% の DC 出力電圧精度を実現します。差動リモート センスを使うと、負荷の電圧を正確かつ直接的に制御できます。電源電圧が UVLO スレッショルドを上回っている限り、I2C 互換インターフェイスは動作します。このインターフェイスを使うと、各種の制御、監視、警告機能 (電圧の監視、温度警告など) を実現できます。動的電圧スケーリングを使うと、アプリケーションの性能要求に合わせて、負荷消費電力を調整できます。デフォルトの起動電圧は、VSELx ピンにより選択できます。スイッチング周波数は工場出荷時にあらかじめ 2.25MHz に設定されており、1.5MHz、2.5MHz、3MHz にも設定できます。TPS6288x-Q1 は、外部クロックに同期させることができます。スタック構成を使うと、最大 5 つのデバイスを並列動作させ、最大 150A の総出力電流に対応できます。PS ピンと SYNC_OUT ピンを使うと、プライマリまたはセカンダリ デバイスとしてデバイスを定義できます。VSEL1 および VSEL2 ピンを使うと、セカンダリ デバイスの位相シフトを 30°、60°、90°、120° のいずれかに定義できます。詳細については、デバイスのオプションの表を参照してください。