JAJSKR9B June 2007 – July 2021 TRS3221E
PRODUCTION DATA
TRS3221E は、1 つの VCC 電源で動作するシングル・ドライバ / シングル・レシーバ RS-232 ソリューションです。RS-232 ピンは、IEC G1000-4-2 ESD 保護に対応しています。このデバイスは、TIA/EIA-232-F のスペックを満たし、非同期通信コントローラとシリアルポート・コネクタの間の電気的インターフェイスとして機能します。チャージ・ポンプと 4 つの小さな外付けコンデンサにより、3V~5.5V の単一電源で動作できます。これらのデバイスは最大 250kbit/s のデータ信号速度、最大 30V/μs のドライバ出力スルーレートで動作します。
シリアル・ポートが使われていない際のパワー・マネージメントを柔軟に制御できます。FORCEON が LOW かつ FORCEOFF が HIGH の場合、自動パワー・ダウン機能が動作します。この動作モード中、デバイスがレシーバ入力で有効な RS-232 信号を検出しない場合、ドライバ出力はディスエーブルになります。FORCEOFF を LOW に設定しかつ EN を HIGH に設定すると、ドライバとレシーバはどちらもシャットダウンされ、消費電流は 1μA に減少します。シリアル・ポートを切り離した場合、またはペリフェラル・ドライバをオフにした場合、自動パワー・ダウン状態になります。FORCEON と FORCEOFF を HIGH にすると、自動パワー・ダウンを無効にできます。
自動パワーダウンが有効な場合、レシーバの入力に有効な信号が印加されると、デバイスは自動的にアクティブになります。INVALID 出力は、レシーバの入力に RS-232 信号が存在するかどうかをユーザに通知します。INVALID は、レシーバの入力電圧が 2.7V を上回っている場合、–2.7V を下回っている場合、–0.3V と 0.3V の間にあった期間が 30μs 未満である場合のいずれかの場合、HIGH (有効データ) になります。INVALID は、レシーバの入力電圧が 30μs を超える期間 –0.3V と 0.3V の間にある場合、LOW (無効データ) になります。レシーバの入力レベルについては、Figure 7-5 を参照してください。
部品番号 | パッケージ(1) | 本体サイズ (公称) |
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TRS3221E | SSOP (DB) (16) | 6.20mm × 5.30mm |
TSSOP (PW) (16) | 5.00mm × 4.40mm | |
VQFN (RGT) (16) |
3.00mm × 3.00mm |