JAJSGD9E October 2018 – August 2020 UCC23513
PRODUCTION DATA
デバイスごとのパッケージ図は、PDF版データシートをご参照ください。
UCC23513 デバイスの推奨入力電源電圧 (VCC) は 14V~33V です。出力バイアス電源電圧 (VCC) 範囲の下限は、デバイスの内部 UVLO 保護機能によって決定されます。通常動作では、VCC 電圧が UVLO スレッショルドを下回らないようにする必要があります。そうしないと、UVLO 保護機能により、ゲート・ドライバ出力が 20μs 以上の間 Low にクランプされる可能性があります。VCC 範囲の上限は、UCC23513 デバイスで駆動されるパワー・デバイスの最大ゲート電圧によって異なり、推奨される最大 VCC である 33V を超えないようにする必要があります。デバイスをバイアスするには、VCC ピンと VEE ピンの間に 220nF~10μF のローカル・バイパス・コンデンサを配置する必要があります。高周波フィルタリングのため、デバイスのバイアス・コンデンサと並列に追加の 100nF コンデンサを配置することを推奨します。両方のコンデンサを、デバイスにできる限り近づけて配置する必要があります。低 ESR のセラミック表面実装コンデンサが推奨されます。
アプリケーションで使用できる 1 次側電源が 1 つだけの場合は、テキサス・インスツルメンツ SN6501 または SN6505A などのトランス・ドライバを使用して、2 次側用の絶縁型電源を生成できます。このようなアプリケーションでは、『SN6501 絶縁電源用の変圧器ドライバ』データシートまたは『SN6505A 絶縁型電源用の低ノイズ、1A 変圧器ドライバ』データシートで、電源の詳細な設計とトランスの選択についての推奨事項を参照できます。