JAJSLV3K March   2014  – November 2023 WL1807MOD , WL1837MOD

PRODUCTION DATA  

  1.   1
  2. 特長
  3. アプリケーション
  4. 概要
  5. 機能ブロック図
  6. 改訂履歴
  7. デバイスの比較
    1. 6.1 関連製品
  8. 端子構成および機能
    1. 7.1 ピン属性
  9. 仕様
    1. 8.1  絶対最大定格
    2. 8.2  ESD 定格
    3. 8.3  推奨動作条件
    4. 8.4  外部デジタル低速クロックの要件
    5. 8.5  MOC 100 ピン・パッケージの熱抵抗特性
    6. 8.6  WLAN のパフォーマンス:2.4GHz レシーバの特性
    7. 8.7  WLAN のパフォーマンス:2.4GHz トランスミッタ出力
    8. 8.8  WLAN のパフォーマンス:5GHz レシーバの特性
    9. 8.9  WLAN のパフォーマンス:5GHz トランスミッタ出力
    10. 8.10 WLAN のパフォーマンス:電流
    11. 8.11 Bluetooth パフォーマンス:BR、EDR レシーバの特性 - インバンド信号
    12. 8.12 Bluetooth パフォーマンス:トランスミッタ、BR
    13. 8.13 Bluetooth パフォーマンス:トランスミッタ、EDR
    14. 8.14 Bluetooth パフォーマンス:変調、BR
    15. 8.15 Bluetooth パフォーマンス:変調、EDR
    16. 8.16 Bluetooth Low Energy のパフォーマンス:レシーバの特性 - 帯域内信号
    17. 8.17 Bluetooth Low Energy のパフォーマンス:トランスミッタ特性
    18. 8.18 Bluetooth Low Energy のパフォーマンス:変調特性
    19. 8.19 Bluetooth BR および EDR の動的電流
    20. 8.20 Bluetooth Low Energy の電流
    21. 8.21 タイミングおよびスイッチング特性
      1. 8.21.1 パワー・マネージメント
        1. 8.21.1.1 ブロック図 - 内部 DC-DC
      2. 8.21.2 電源オンおよびシャットダウン状態
      3. 8.21.3 チップのトップ・レベルの電源オン・シーケンス
      4. 8.21.4 WLAN の電源オン・シーケンス
      5. 8.21.5 Bluetooth - Bluetooth Low Energy の電源オン・シーケンス
      6. 8.21.6 WLAN SDIO トランスポート層
        1. 8.21.6.1 SDIO のタイミング仕様
        2. 8.21.6.2 SDIO のスイッチング特性 - 高速
      7. 8.21.7 すべての機能ブロック用の HCI UART 共有トランスポート層 (WLAN を除く)
        1. 8.21.7.1 UART 4 線式インターフェイス - H4
      8. 8.21.8 Bluetooth コーデック - PCM (オーディオ) のタイミング仕様
  10. 詳細説明
    1. 9.1 WLAN の機能
    2. 9.2 Bluetooth の機能
    3. 9.3 Bluetooth Low Energy 機能
    4. 9.4 デバイスの認証
      1. 9.4.1 FCC 認証および声明
      2. 9.4.2 カナダ・イノベーション・科学経済開発省 (ISED)
      3. 9.4.3 ETSI/CE
      4. 9.4.4 MIC 認定
    5. 9.5 モジュールのマーキング
    6. 9.6 テスト・グレード
    7. 9.7 最終製品のラベリング
    8. 9.8 エンド・ユーザー向けマニュアルに関する情報
  11. 10アプリケーション、実装、およびレイアウト
    1. 10.1 アプリケーション情報
      1. 10.1.1 代表的なアプリケーション - WL1837MOD のリファレンス・デザイン
      2. 10.1.2 設計の推奨事項
      3. 10.1.3 RF トレースとアンテナのレイアウトに関する推奨事項
      4. 10.1.4 モジュールのレイアウトに関する推奨事項
      5. 10.1.5 基板の熱に関する推奨事項
      6. 10.1.6 ベーキングと SMT に関する推奨事項
        1. 10.1.6.1 ベーキングに関する推奨事項
        2. 10.1.6.2 SMT に関する推奨事項
  12. 11デバイスおよびドキュメントのサポート
    1. 11.1 デバイスのサポート
      1. 11.1.1 サード・パーティ製品に関する免責事項
      2. 11.1.2 開発サポート
        1. 11.1.2.1 ツールとソフトウェア
      3. 11.1.3 デバイス・サポートの表記規則
    2. 11.2 サポート・リソース
    3. 11.3 商標
    4. 11.4 静電気放電に関する注意事項
    5. 11.5 用語集
  13. 12メカニカル、パッケージ、および注文情報
    1. 12.1 TI モジュールのメカニカル外形
    2. 12.2 テープおよびリール情報
      1. 12.2.1 テープおよびリール仕様
      2. 12.2.2 梱包仕様
        1. 12.2.2.1 リール・ボックス
        2. 12.2.2.2 梱包箱
    3. 12.3 パッケージ情報
      1. 12.3.1 付録:パッケージ・オプション

パッケージ・オプション

デバイスごとのパッケージ図は、PDF版データシートをご参照ください。

メカニカル・データ(パッケージ|ピン)
  • MOC|100
サーマルパッド・メカニカル・データ
発注情報

電源オンおよびシャットダウン状態

デバイスの損傷を防止するため、正しい電源オンとシャットダウンのシーケンスに従う必要があります。

VBAT またはVIO の一方または両方がアサート解除されている間は、デバイスに信号を供給してはいけません。唯一の例外は、フェイルセーフ I/O である低速クロックです。

VBAT、VIO、低速クロックがデバイスに供給され、WL_EN がアサート解除 (Low) されている間、デバイスはシャットダウン状態です。シャットダウン状態では、すべての機能ブロック、内部 DC/DC、クロック、LDO がディセーブルです。

正しい電源オン・シーケンスを実行するには、WL_EN をアサート (High) します。内部 DC-DC、LDO、クロックは立ち上がりと安定化を開始します。いずれかのイネーブル信号をアサートするには、前提として安定した低速クロック、VIO、VBAT が必要です。

正しいシャットダウン・シーケンスを実行するには、デバイスへのすべての電源 (VBAT、VIO、低速クロック) が安定して利用可能な状態で、WL_EN をアサート解除 (Low) します。チップへの電源 (VBAT および VIO) は、両方のイネーブル信号がアサート解除 (Low) された後でのみアサート解除できます。

モジュールの一般的な電源スキーマを、電源オフ・シーケンスも含めて図 8-2 に示します。

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注:1. VBAT または VIO が先にオンになります。
2.VBAT および VIO 電源と低速クロック (SCLK) は、EN がアサートされる前に安定しており、EN がアクティブな間は安定し続ける必要があります。
3.デバイス・イネーブルを 2 回続けて使用する場合、最低 60µs の間隔が必要です。この期間において、デバイスはシャットダウン状態と見なされ、この最短の期間はデバイスへのすべてのイネーブルが Low になります。
4. VBAT または VIO 電源を Low にする前に、EN を少なくとも 10μs アサート解除する必要があります (EN シャットダウン後の電源オフの順序は重要ではありません)。
5. EXT_32K - フェイルセーフ I/O
図 8-2 システムの電源オン