JAJA721A January 2008 – November 2022 BQ27421-G1 , BQ27425-G2A , BQ27425-G2B , BQ27441-G1 , BQ27505-J2 , BQ27505-J3 , BQ27505-J4 , BQ27505-J5 , BQ27520-G4 , BQ27530-G1 , BQ27531-G1 , BQ27545-G1 , BQ27546-G1 , BQ27741-G1 , BQ40Z50 , BQ40Z50-R1 , BQ40Z50-R2
RM と FCC は、それぞれの抵抗グリッド・ポイントの更新後、放電の終了時、緩和モードの終了時に更新されます。
FCC は次の 3 つの要素で構成されます。
DataRAM.Full Charge Capacity( ) = Qstart+ PassedCharge + RM
FCC の要素を、図 2-4 の例に示します。
DataRAM.Remaining Capacity( ) (RM) は、電圧シミュレーションを使用して計算されます。GG は現在の DODstart = DOD0 + PassedCharge/Qmax でシミュレーションを開始し、DOD を dDOD 増分の 4% ずつ加算して電圧 V(DODx、T) = OCV(DODx、T) + I×R(DODx、T) の計算を続行します。DOD[i]=DODstart + dDOD×I です。シミュレートされた電圧 V(DOD[i]) が DF.Terminate Voltage よりも低くなるまで、この加算は続けられます。低くなると、最終的な DOD が算出されます。DataRAM.Remaining Capacity( ) = (DODfin-DODstart)×Qmax です。
シミュレーションで使用される電流は、現在の放電中の平均電流です (DF.Load Select データ・フラッシュ定数を使用して、複数の種類の平均化を選択できます)。シミュレーションは、定電流モード (DF.Load Mode = 0) または定電力モード (DF.Load Mode = 1) で実行できます。