JAJA725B march 2023 – june 2023 MSPM0G1105 , MSPM0G1106 , MSPM0G1107 , MSPM0G1505 , MSPM0G1506 , MSPM0G1507 , MSPM0G3105 , MSPM0G3106 , MSPM0G3107 , MSPM0G3505 , MSPM0G3506 , MSPM0G3507
MSPM0G OPA は、プログラマブル・ゲイン段を備えたゼロドリフト・チョッパ安定化オペアンプです。OPA は信号増幅とバッファリングに使用でき、汎用モード、バッファ・モード、PGA モードで動作できます。
OPA を汎用モードで使用する場合は、外付けの抵抗とコンデンサを追加してアンプ回路を作成します。ただし、バッファ・モードを使用する場合は、ソフトウェアを使用して構成できます。PGA モードの場合、ソフトウェアは最大 32 倍の PGA ゲインを構成できます。
1 つのデバイスで複数の OPA が利用可能な場合、これら 2 つを組み合わせて差動アンプを形成できます。差動アンプの出力式は、図 6-2 の Vdiff 式で与えられます。
または、1 つのデバイスで複数の OPA が利用可能な場合は、それらを組み合わせてマルチステージまたはカスケード・アンプを形成することもできます。プログラマブル入力マルチプレクサを使用すると、反転型と非反転型のマルチステージ・アンプのすべての組み合わせを実装できます。非反転から非反転へのカスケード接続アンプの出力式は、図 6-3 の Vout 式で与えられます。