JAJA735 february 2023
一部の MSPM0G および MSPM0L デバイスは 2 つの OPA をサポートしています。本デバイス上で 2 つの OPA が利用できる場合、それらを差動アンプまたはカスケード・モードとして使用できます。
図 3-2 に、MSPM0 デバイスの 2 つの OPA を使って差動アンプを構成する方法の例を示します。
この回路は、抵抗 R1 および R2 に基づいて電圧を加算または減算します。電圧差は図中の式で計算できます。OPA 出力は、MSPM0 に内蔵された ADC によって、またはコンパレータの入力として測定することもできます。
1 つの OPA のゲインが不十分である場合、ゲインを増やすために、2 つの OPA をカスケード・モードに構成できます。図 3-3 に、カスケード接続アンプの回路図を示します。総合ゲインは抵抗 R1、R2、R3、R4 の設定で決まります。