JAJS219F December 2004 – March 2017 TPA2012D2
PRODUCTION DATA.
TPA2012D2はステレオ、フィルタフリーのClass-Dオーディオ・アンプで、DSBGAまたはWQFNパッケージで供給されます。TPA2012D2の動作に必要な外付け部品は2個だけです。
TPA2012D2は、チャネル別に独立のシャットダウン制御が可能です。G0、G1ゲイン選択ピンの設定により、6、12、18、24dBのゲインを選択できます。さらに、高PSRRおよび差動アーキテクチャにより、ノイズ耐性とRF整流が強化されています。これらの特長に加え、起動時間が短く、小型パッケージのTPA2012D2 Class-Dアンプは、携帯電話とPDAのどちらにも理想的な選択肢です。
TPA2012D2は、8Ωの負荷で1.4W/Ch (5V)または
720mW/Ch (3.6V)を駆動できます。TPA2012D2は4Ω負荷も駆動可能です。DSBGAのTPA2012D2は熱的な制限があり、4Ωで2.1W/Chを実現できない可能性があります。
DSBGAでの最大出力電力は、基板の放熱能力によって決まります。DSBGAで、WQFNパッケージに関連して熱的に制限されている領域を図33に示します。TPA2012D2は、過熱保護と短絡保護の機能を備えています。
型番 | パッケージ | 本体サイズ(公称) |
---|---|---|
TPA2012D2 | DSBGA (16) | 2.01mm×2.01mm |
WQFN (20) | 4.00mm×4.00mm |
Changes from E Revision (September 2016) to F Revision
Changes from D Revision (June 2008) to E Revision