JAJS313H July 2008 – October 2023 TPS54331
PRODUCTION DATA
TPS54331 デバイスは、軽負荷時の効率を向上させるため、負荷電流が小さいときには、パルスをスキップする Eco-mode で動作するよう設計されています。ピーク・インダクタ電流が標準値 160mA を下回ると、COMP ピンの電圧が標準 0.5V まで低下し、デバイスは Eco-mode に入ります。デバイスが Eco-mode で動作中は、COMP ピンの電圧が内部で 0.5V にクランプされ、ハイサイド内蔵 MOSFET のスイッチングを防ぎます。COMP ピンの電圧が 0.5V を超えて Eco-mode を終了するためには、ピーク・インダクタ電流が 160mA を上回る必要があります。内蔵の電流コンパレータはピーク・インダクタ電流のみを捕捉するため、Eco-mode に入るときの平均負荷電流は、アプリケーションおよび外部出力フィルタによって異なります。