JAJSCH9 August   2016

PRODUCTION DATA.  

  1. 1特長
  2. 2アプリケーション
  3. 3概要
  4. 4デバイスおよびドキュメントのサポート
    1. 4.1 ドキュメントの更新通知を受け取る方法
    2. 4.2 コミュニティ・リソース
    3. 4.3 商標
    4. 4.4 静電気放電に関する注意事項
    5. 4.5 Glossary
  5. 5メカニカル、パッケージ、および注文情報

1 特長

  • 8チャネルのマルチプロトコル・リニア・イコライザーで、最高28Gbpsのインターフェイスをサポート
  • 低消費電力: 93mW/チャネル(標準値)
  • ヒートシンク不要
  • リニア均等化によりリンク・トレーニング、自動ネゴシエーション、FECパススルーをシームレスにサポート
  • チャネルの範囲を、通常のACIS-to-ACIS能力よりも17dB以上拡張
  • 非常に短いレイテンシ:100ps (標準値)
  • 低い付加的ランダム・ジッタ
  • 小型の8mm×13mm BGAパッケージにRX ACカップリングコンデンサを内蔵し、フロースルー配線が簡単
  • 独自のピン配置により、パッケージの下に高速信号の配線が可能
  • ピン互換のRetimerを利用可能
  • 単一の2.5V ±5%電源
  • –40℃~+85℃の動作温度範囲

2 アプリケーション

  • バックプレーン/ミッドプレーンの範囲拡張
  • 光およびパッシブ銅線(100G-SR4/LR4/CR4)用のフロントポート・アイ・オープナー
  • QSFP28、SFP28、CFP2、CFP4、CDFP

3 概要

DS280BR820は非常に消費電力が低く高パフォーマンスの8チャネル・リニア・イコライザーで、マルチレート、マルチプロトコルで最大28Gbpsのインターフェイスをサポートします。バックプレーン、フロントポート、チップ・ツー・チップのアプリケーションにおいて、高速シリアル・リンクの到達範囲を拡張し、堅牢性を強化するために使用されます。

DS280BR820の均等化の直線性から、送信信号の特性が保持され、ホストとリンク・パートナーのASICとが、送信イコライザーの係数を自由にネゴシエーションできるようになります(100G-CR4/KR4)。このリンク・トレーニング・プロトコルへの透過性により、レイテンシへの影響を最小限に抑えながら、システム・レベルの相互運用性を向上できます。各チャネルは独立に動作するため、DS280BR820は個別のレーン・フォワード・エラー訂正(FEC)パススルーをサポートできます。

DS280BR820はパッケージの寸法が小さく、高速信号エスケープが最適化され、Retimerポートフォリオとピン互換なため、高密度のバックプレーン・アプリケーションに理想的です。単純化された均等化制御、低い消費電力、非常に低い付加的ジッタから、100G-SR4/LR4/CR4などのフロントポート・インターフェイスに適しています。8mm×13mmの小さなフットプリントのため、QSFP、SFP、CFP2/CFP4、CDFPなど各種の標準フロントポート・コネクタに簡単に収まり、ヒートシンクの必要もありません。

ACカップリング・コンデンサ(RX側)が内蔵されているため、PCB上に外付けのコンデンサが必要ありません。DS280BR820は単一電源で、必要な外部コンポーネントも最小限です。これらの特長により、PCBの配線の複雑性と、部品表(BOM)コストを低減できます。

より到達範囲の長いアプリケーション用には、ピン互換のRetimerデバイスを利用可能です。

DS280BR820はSMBus経由、または外付けのEEPROMにより構成可能です。単一のEEPROMを、最大16個のデバイスで共有できます。

製品情報 (1)

型番 パッケージ 本体サイズ(公称)
DS280BR820 nFBGA (135) 8.0mm×13.0mm
  1. 利用可能なすべてのパッケージについては、このデータシートの末尾にある注文情報を参照してください。

概略回路図

DS280BR820 schematic_page1_externalCaps.gif

4 デバイスおよびドキュメントのサポート

4.1 ドキュメントの更新通知を受け取る方法

ドキュメントの更新についての通知を受け取るには、ti.comのデバイス製品フォルダを開いてください。右上の隅にある「通知を受け取る」をクリックして登録すると、変更されたすべての製品情報に関するダイジェストを毎週受け取れます。変更の詳細については、修正されたドキュメントに含まれている改訂履歴をご覧ください。

4.2 コミュニティ・リソース

The following links connect to TI community resources. Linked contents are provided "AS IS" by the respective contributors. They do not constitute TI specifications and do not necessarily reflect TI's views; see TI's Terms of Use.

    TI E2E™ Online Community TI's Engineer-to-Engineer (E2E) Community. Created to foster collaboration among engineers. At e2e.ti.com, you can ask questions, share knowledge, explore ideas and help solve problems with fellow engineers.
    Design Support TI's Design Support Quickly find helpful E2E forums along with design support tools and contact information for technical support.

4.3 商標

E2E is a trademark of Texas Instruments.

4.4 静電気放電に関する注意事項

esds-image

これらのデバイスは、限定的なESD(静電破壊)保護機能を内 蔵しています。保存時または取り扱い時は、MOSゲートに対す る静電破壊を防止するために、リード線同士をショートさせて おくか、デバイスを導電フォームに入れる必要があります。

4.5 Glossary

SLYZ022TI Glossary.

This glossary lists and explains terms, acronyms, and definitions.