JAJSD50H April 2017 – November 2023 INA181 , INA2181 , INA4181
PRODUCTION DATA
INA2181 の出力は、1 つのチャネルの出力を 2 番目のチャネルのリファレンス入力に接続することで、簡単に加算できます。図 8-3に、電流加算を簡単に実現する回路構成を示します。複数の電流を正しく加算するには、電流検出抵抗 RSENSE の値をすべてのチャネルで同じにする必要があります。
INA2181 の 1 つのチャネルの出力を、もう 1 つのチャネルのリファレンス入力に接続します。最初の回路のリファレンス入力を使用して、加算された最終的な出力動作点のリファレンスを設定します。チェーン内の各回路で検出された電流は、チェーン内の最後のデバイスの出力で加算されます。
図 8-4 に、加算構成の出力応答の例を示します。最初の回路のリファレンス ピンをグランドに接続し、さまざまな周波数の正弦波を 2 つの回路に印加すると、図に示すような加算された出力が生成されます。最初の回路への正弦波電圧入力は、波形全体が GND を上回るようオフセットされています。
VREF = 0V | ||