JAJSD50H April 2017 – November 2023 INA181 , INA2181 , INA4181
PRODUCTION DATA
INAx181 は双方向電流センス アンプで、抵抗性シャントを通過する電流を双方向で測定できます。この双方向監視は、抵抗を流れる電流の方向が変わる可能性のある充電 / 放電動作を含むアプリケーションで一般的です。
両方向に流れるこの電流を測定するには、REF ピンに電圧を印加します。図 7-7 を参照してください。REF に印加される電圧 (VREF) により、ゼロ入力レベル状態に対応する出力状態が設定されます。出力は、(IN- ピンに対して) 正の差動信号の場合は VREF より高くなり、負の差動信号の場合は VREF より低くなります。REF ピンに印加されるこの基準電圧は、0V~VS に設定できます。双方向アプリケーションでは、VREF は、両方向の信号範囲が等しくなるように、通常は中間スケールに設定されます。ただし、双方向電流と対応する出力信号が対称である必要がない場合は、VREF が中間スケール以外の電圧に設定されることもあります。