JAJSEI9B October 2017 – January 2018 UCC28056
PRODUCTION DATA.
この端子に電力を送る信号にスイッチング・エッジ・スパイクが生じると、内蔵するESD構造が導通し、この端子に電力を送る分圧コンデンサに電圧オフセットが生じます。このリスクを抑えるため、分圧器はZCD/CS端子には近く、高速充電磁界の領域からは離して配置します。Figure 37に示す網掛け部分を参照してください。分圧器の抵抗とコンデンサとの接続を少なく維持することで、分圧チェーン内での容量ピックアップを抑えます。Figure 36に示すループは小さくしておき、磁気ピックアップを抑制する最小限の領域を含めます。電流検知抵抗とUCC28056の間の接続は、抵抗端まで直接伸ばし、電源回路の配線とは共有しません。
PCBのレイアウトに際しては、ZCD/CS端子分圧器の配置と配線から始めて、この端子のニーズを最優先するものとします。