JAJSER5A February 2018 – April 2018 LMK05028
PRODUCTION DATA.
2つのPLLチャネルを備えており、150fs RMSのジッタで最大8つの出力クロックを生成できます。各PLL領域は4つの基準入力のいずれかを選択して、その出力を同期できます。
各PLLチャネルは、ジッタ/ワンダ減衰およびフラクショナル周波数変換用のプログラミング可能なループ帯域幅を備えており、柔軟に周波数を設定できます。各PLLチャネルでサポートする同期オプションには、位相キャンセレーションによるヒットレス・スイッチング、デジタル・ホールドオーバー、1ppt/ステップ未満のDCOモードによる高精度のクロック・ステアリング(IEEE 1588 PTPスレーブ)、ゼロ遅延モードによる決定性入出力位相オフセットがあります。高度な基準入力監視ブロックが、強力なクロック異常検出を実行し、基準喪失(LOR)時の出力クロックの外乱を最小限に抑えることができます。
低周波のTCXO/OCXOによりフリーラン/ホールドオーバー周波数安定性を決定して、LOR中に標準に準拠した同期を保持できる一方、ホールドオーバー周波数安定性やワンダが重視されない場合には標準のXOを使用できます。I2CまたはSPIインターフェイスによって完全にプログラミング可能であり、内蔵EEPROMまたはROMによる起動時のカスタム周波数設定にも対応しています。EEPROMは出荷時設定済みで、インシステム・プログラミングが可能です。
AC-LVPECL出力、fIN=25MHz、fTCXO=10MHz (OCXO)、fXO=48.0048MHz、fTCXO-TDC=20MHz |