JAJSF50E December 2012 – April 2018 DRV2605
PRODUCTION DATA.
DRV2605デバイスは、ERMおよびLRAアクチュエータの非常に柔軟な触覚制御を、共有のI2C互換バス上で行うよう設計されています。この制御によって、ホスト・プロセッサはパルス幅変調(PWM)駆動信号を一切生成する必要がなくなり、高価なタイマ割り込みやハードウェア・ピンを削減できます。
DRV2605デバイスには包括的なライブラリが内蔵され、ImmersionからERMおよびLRA用にライセンスされた100を超える効果が組み込まれているため、触覚波形をデザインする必要がありません。
DRV2605デバイスにはImmersion製のTouchSense 2200ソフトウェアがライセンスされて内蔵されており、これには2200エフェクト・ライブラリおよび2200オーディオから振動への変換機能が含まれています。さらに、リアルタイム・プレイバック・モードではホスト・プロセッサがライブラリ・プレイバック・エンジンをバイパスして、I2C経由でホストから直接波形を再生できます。
また、DRV2605デバイスにはスマート・ループ・アーキテクチャが含まれており、LRAに加えて帰還最適化されたERMドライブの自動共振駆動を簡単に行えます。この帰還によりオーバードライブとブレーキを自動的に行え、単純化された入力波形パラダイムが作成されるとともに、信頼性の高いモータ制御と、一貫したモータ性能が実現されます。このオーディオから触覚への変換モードでは、オーディオ入力信号が自動的に、意味のある触覚効果に変換されます。
DRV2605デバイスには、3重変調された出力段があり、リニア・ベースの出力ドライバよりも高い効率が得られます。9ボールWCSPのフットプリント、柔軟な動作、少ない部品数から、DRV2605デバイスは携帯用およびタッチ対応の振動および触覚アプリケーションに理想的な選択肢です。
Immersionソフトウェアに関する重要な告知については、「法的告知」セクションを参照してください。
型番 | パッケージ | 本体サイズ (最大) |
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DRV2605 | DSBGA (9) | 1.50mm×1.50mm |