JAJSIB9A December 2019 – June 2020 HDC2022
PRODUCTION DATA
HDC2022 との通信を行うには、最初に、マスタがスレーブ・アドレス・バイトにより、スレーブ・デバイスをアドレス指定する必要があります。スレーブ・アドレス・バイトは、7 ビットのアドレスと、読み取りまたは書き込みのどちらを実行するかを示す、1 ビットのデータ方向ビットで構成されています。HDC2022 は,アドレス・ピン (ADDR) を備えており、1 つのバスで最大 2 つのデバイスをアドレス指定できます。2 つまでのデバイスを接続するために使用されるピンのロジック・レベルを 表 7-1 に示します。ここで「X」 は、読み取り / 書き込み (R/W) ビットを表しています。ADDR は、インターフェイス上のアクティビティが発生する前に設定し、デバイスの電源投入中は一定になるようにしてください。
ADDR | アドレス |
---|---|
GND または フローティング | 1000000X |
VDD | 1000001X |
デバイスをノイズの多い環境で使用する場合は、ADDR をフローティングにしないことを推奨します。