JAJSKR9B June   2007  – July 2021 TRS3221E

PRODUCTION DATA  

  1. 特長
  2. アプリケーション
  3. 概要
  4. Revision History
  5. Pin Configuration and Functions
  6. Specifications
    1. 6.1  Absolute Maximum Ratings
    2. 6.2  ESD Ratings
    3. 6.3  ESD Ratings, IEC Specifications
    4. 6.4  Recommended Operating Conditions
    5. 6.5  Thermal Information
    6. 6.6  Electrical Characteristics
    7. 6.7  Driver Section Electrical Characteristics
    8. 6.8  Driver Section Switching Characteristics
    9. 6.9  Receiver Section Electrical Characteristics
    10. 6.10 Receiver Section Switching Characteristics
    11. 6.11 Auto-Powerdown Section Electrical Characteristics
    12. 6.12 Auto-Powerdown Section Switching Characteristics
    13. 6.13 Typical Characteristics
  7. Parameter Measurement Information
  8. Detailed Description
    1. 8.1 Overview
    2. 8.2 Functional Block Diagram
    3. 8.3 Feature Description
      1. 8.3.1 Power
      2. 8.3.2 RS232 Driver
      3. 8.3.3 RS232 Receiver
      4. 8.3.4 RS232 Status
    4. 8.4 Device Functional Modes
  9. Application Information Disclaimer
    1. 9.1 Application Information
    2. 9.2 Typical Application
    3. 9.3 Design Requirements
    4. 9.4 Detailed Design Procedure
    5. 9.5 Application Curve
  10. 10Layout
    1. 10.1 Layout Guidelines
    2. 10.2 Layout Example
  11. 11Device and Documentation Support
    1. 11.1 Receiving Notification of Documentation Updates
    2. 11.2 サポート・リソース
    3. 11.3 Trademarks
    4. 11.4 Electrostatic Discharge Caution
    5. 11.5 Glossary
  12. 12Mechanical, Packaging, and Orderable Information

概要

TRS3221E は、1 つの VCC 電源で動作するシングル・ドライバ / シングル・レシーバ RS-232 ソリューションです。RS-232 ピンは、IEC G1000-4-2 ESD 保護に対応しています。このデバイスは、TIA/EIA-232-F のスペックを満たし、非同期通信コントローラとシリアルポート・コネクタの間の電気的インターフェイスとして機能します。チャージ・ポンプと 4 つの小さな外付けコンデンサにより、3V~5.5V の単一電源で動作できます。これらのデバイスは最大 250kbit/s のデータ信号速度、最大 30V/μs のドライバ出力スルーレートで動作します。

シリアル・ポートが使われていない際のパワー・マネージメントを柔軟に制御できます。FORCEON が LOW かつ FORCEOFF が HIGH の場合、自動パワー・ダウン機能が動作します。この動作モード中、デバイスがレシーバ入力で有効な RS-232 信号を検出しない場合、ドライバ出力はディスエーブルになります。FORCEOFF を LOW に設定しかつ EN を HIGH に設定すると、ドライバとレシーバはどちらもシャットダウンされ、消費電流は 1μA に減少します。シリアル・ポートを切り離した場合、またはペリフェラル・ドライバをオフにした場合、自動パワー・ダウン状態になります。FORCEON と FORCEOFF を HIGH にすると、自動パワー・ダウンを無効にできます。

自動パワーダウンが有効な場合、レシーバの入力に有効な信号が印加されると、デバイスは自動的にアクティブになります。INVALID 出力は、レシーバの入力に RS-232 信号が存在するかどうかをユーザに通知します。INVALID は、レシーバの入力電圧が 2.7V を上回っている場合、–2.7V を下回っている場合、–0.3V と 0.3V の間にあった期間が 30μs 未満である場合のいずれかの場合、HIGH (有効データ) になります。INVALID は、レシーバの入力電圧が 30μs を超える期間 –0.3V と 0.3V の間にある場合、LOW (無効データ) になります。レシーバの入力レベルについては、Figure 7-5 を参照してください。

製品情報
部品番号パッケージ(1)本体サイズ (公称)
TRS3221ESSOP (DB) (16)6.20mm × 5.30mm
TSSOP (PW) (16)5.00mm × 4.40mm

VQFN (RGT) (16)

3.00mm × 3.00mm

利用可能なすべてのパッケージについては、このデータシートの末尾にある注文情報を参照してください。
GUID-0330A9C3-752E-4E90-86D2-CC9D995F8744-low.gif概略回路図