JAJSPE9A December   2022  – October 2023 DS560MB410

PRODUCTION DATA  

  1.   1
  2. 1特長
  3. 2アプリケーション
  4. 3概要
  5. 4Revision History
  6. 5概要 (続き)
  7. 6Device and Documentation Support
    1. 6.1 Documentation Support
      1. 6.1.1 Related Documentation
    2. 6.2 Receiving Notification of Documentation Updates
    3. 6.3 Support Resources
    4. 6.4 Trademarks
    5. 6.5 静電気放電に関する注意事項
    6. 6.6 用語集
  8. 7Mechanical, Packaging, and Orderable Information

概要 (続き)

DS560MB410 は、隣接チャネルの各ペア間に 2 × 2 の完全なクロスポイントを備えています。これにより、2 対 1 の多重化と 1 対 2 の逆多重化により冗長化されたフェイルオーバーや、診断監視用の 1 対 2 ファンアウト、また信号クロスオーバー (NRZ のみ最大 32GBd) による PCB 配線の柔軟性を実現します。このクロスポイントは、ピンまたは SMBus のレジスタ・インターフェイスを介した制御が可能です。

DS560MB410 は、その小型のパッケージと、最適化された高速信号エスケープにより、小型フォーム・ファクタのアプリケーション向けとして優れた選択肢となっています。簡素化されたイコライゼーション制御、低消費電力、超低レベルの付加ジッタにより、本製品は、バックプレーンやミッドプレーンにおけるチップ間の到達範囲の延長や信号の分配に適しています。フットプリントは 6.00mm × 6.00mm と小型なため、アクティブ銅ケーブル (ACC) アセンブリ・アプリケーションに容易に適合でき、ヒート・シンクは必要ありません。

DS560MB410 は単一電源を備え、必要な外付け部品は最小限です。これらの特長により、PCB の配線の複雑性と、部品表 (BOM) コストを低減できます。DS560MB410 では、SMBus 経由または外付けの EEPROM による設定が可能です。単一の EEPROM を、最大 16 個のデバイスで共有できます。