図 6-4 に、外部 VREG モードの電源シーケンス要件を示します。表示されているすべてのパラメータの値については、パワー マネージメント モジュールの電気的データおよびタイミング を参照してください。
- パワーアップ:
- VDDIO (すなわち 3.3V レール) は、規定された最小スルーレートで最初に立ち上がる必要があります。
- VDD (すなわち 1.2V レール) は、規定された最小スルーレートで次に立ち上がる必要があります。
- VDDIO レールの立ち上がりから VDD レールの立ち上がりまでの時間差も規定されています。
- VDDIO-MON-TOT-DELAY および VXRSN-PD-DELAYで規定された時間が経過すると、XRSn が解放され、デバイスはブートアップ シーケンスを開始します。
- I/O BOR 監視は、パワーアップ時とパワーダウン時でリリース ポイントが異なります。
- パワーアップ時には、XRSn が解放される前に VDDIO と VDD の両方のレールが立ち上がっている必要があります。
- パワーダウン:
- VDDIO と VDD のどちらが先にパワーダウンするという要件はありませんが、最小スルーレートの規定があります。
- I/O BOR 監視は、パワーアップ時とパワーダウン時でリリース ポイントが異なります。
- パワー ダウン中に POR または BOR 監視のいずれかがトリップすると、VXRSN-PD-DELAY の後、XRSn が LOW になります。
注: 全監視解除信号は、内部信号です。
注: XRSn を駆動する外部回路 (例えば、電源監視回路) が存在する場合、すべての内部および外部ソースによって XRSn ピンが解放されるまで、ブートアップ シーケンスは開始されません。