JAJSVL6 November 2024 F29H850TU
ADVANCE INFORMATION
オンチップ フラッシュ メモリは CPU に密接に統合されており、フラッシュから 256 ビット幅のプリフェッチ読み取り、パイプライン バッファおよびコード ブロック キャッシュを経由してコードを直接実行できます。シーケンシャル コードのフラッシュ性能は、RAM からの実行と同じです。不連続性を考慮すると、ほとんどのアプリケーションは、RAM から実行されるコードに比べて約 80% の効率で動作します。
このデバイスには、デュアル コード セキュリティ モジュール (DCSM) に使用されるワンタイム プログラマブル (OTP) セクタもあります。これは、プログラム後に消去することはできません。
表 6-6 に異なる周波数で必要な C29 フラッシュの最小ウェイト状態、表 6-7 に HSM フラッシュの最小ウェイト状態を示します。「フラッシュ パラメータ」表に、フラッシュ パラメータを示します。
CPUCLK (MHz) | ウェイト状態 (FRDCNTL[RWAIT](1)) |
---|---|
150 < CPUCLK ≤ 200 | 3 |
100 < CPUCLK ≤ 150 | 2 |
0 < CPUCLK ≤ 100 | 1 |
HSMCLK (MHz) | ウェイト状態 (FRDCNTL[RWAIT])(1) |
---|---|
80 < HSMCLK ≤ 100 | 2 |
0 < HSMCLK ≤ 80 | 1 |