JAJT267 june 2023 BQ25180 , BQ25620
状況によっては、システム・プロセッサまたはホストが応答しない場合、強制的なハードウェア・リセットまたは電源の切断と再投入が必要になることがあります。これは、ウォッチドッグ・リセットを使用して実現できます。たとえば、テキサス・インスツルメンツの BQ25180 充電器デバイスでは、以下のような条件を満たす場合、ハードウェア・リセットが可能です。
ハードウェア・リセット・シーケンス中、充電器 IC ではシステムがバッテリおよびアダプタ (存在する場合) から切り離され、設定可能な期間待機した後、システムがオンに戻されます。これにより、システムの起動と初期化が可能になります。パワー・パスを搭載していない充電器デバイスの場合は、バッテリがシステムに物理的に接続されているため、ハードウェア・リセットを実行するために外部ロード・スイッチが必要になることがあります。