JAJU533A April 2018 – November 2024
BiSS-C ライブラリは以下の機能で構成されており、これによりユーザーは BiSS-C エンコーダとのインターフェイスを確立できます。API の詳細な説明については、『C2000 BiSS-C エンコーダ インターフェイスのソフトウェア ガイド』(html、pdf) を参照してください。表 2-7 に、API の概要を示します。
名称 | 説明 |
---|---|
初期化関数 | |
CRC テーブルの生成 |
指定されたビット数を持つ指定された CRC 多項式に対して、ルックアップ テーブルを生成します。2 つのテーブルが使用されます。1 つはシングル サイクル データ CRC 計算用、もう 1 つはコマンド データ CRC 計算用です。 |
ペリフェラルの設定 | CLB ロジックによって実現される BiSS-C サブシステムを構成します。 |
パラメータ初期化 | シングル サイクル データから位置および CRC を抽出するために必要なパラメータを初期化します。 |
ランタイム関数 | |
動作の開始 | MA 信号を開始して BiSS-C 転送を起動します。 |
コマンド データの処理 | それぞれの BiSS-C フレームで CDM 出力と CDS 入力を処理するコマンド データ ステート マシン。 |
位置の受信 | SCD から位置、エラー、警告、CRC を抽出します。CRC を計算し、受信した CRC と比較します。 |
SCD トランザクションの設定 | 新しいシングル サイクル データ転送のために、SPI と CLB をセットアップします。 |