BiSS-C エンコーダ インターフェイス上の通信は、主に次のコンポーネントによって行われます。
- CPU (C28x)
- デバイス、CLB、SPI を構成する
- CLB カウンタを初期化して、エンコーダの分解能に適した MA クロック周波数およびクロック数を生成する
- データをパックおよび展開する
- シングル サイクル データの CRC および制御フレームの CRC を計算する
- 計算された CRC を受信した CRC と比較する
- 構成可能ロジック ブロック (CLB)
- MA クロックおよび CDM ビットを送信する
- SPI PICO 信号でエンコーダの応答を監視する。応答を読み取るための SPI クロックを制御する
- インターフェイスの要求に応じて、ケーブル伝搬遅延を測定および補償する
- シリアル ペリフェラル インターフェイス (SPI)
- デバイスの相互接続 (XBAR、CLB XBAR)
- 外部インターフェイス ブロック
- RS-485 差動ライン ドライバを搭載した TIDM-1010 基板
注: F2837xD / F2837xS / F28007 デバイスでは、CLB は SPI 入力信号を直接オーバーライドできません。TIDM-1010 ハードウェアでは、CLB で生成された SPI クロックをペリフェラル クロック入力ピンに配線して、SPI PDE ピンをグランドに接続できます。詳細については、TIDM-1010 回路図を参照してください。
このセクションの残りの部分では、この設計の以下の側面について説明します。
- TIDM-1010 ハードウェア
- CLB を含む C2000 MCU のリソース
- エンコーダ インターフェイスで使用される C2000 ソフトウェア