JAJU533A April 2018 – November 2024
提供される TIDM-1010 サンプルは、TMS320F28P650DK9 MCU をベースとしています。F28P65x は、200MHz のデュアル C28x CPU と、リアルタイム制御コプロセッサ (CLA) で、600 MIPS の総合システム性能を実現しています。この強力な MCU は 1MB のオンボード フラッシュを搭載し、16 ビットまたは 12 ビット A/D コンバータ (ADC)、コンパレータ、12 ビット D/A コンバータ (DAC)、デルタ シグマ sinc フィルタ、HRPWM、eCAP、eQEP、CAN など、高度な差別化を可能にするペリフェラルを内蔵しています。
F28P65x には、構成可能ロジック ブロック (CLB) も搭載されています。BiSS インターフェイスにより、CLB を広範に活用できます。CLB ペリフェラルを利用すれば、ユーザーは外部 FPGA や CLPD を必要とせずにカスタム ロジックを組み込むことができます。CLB は複数のサブモジュールで構成されており、これらを組み合わせてカスタムのデジタル ロジックを実現します。サブモジュールには、有限ステート マシン (FSM)、ルックアップ テーブル (LUT)、カウンタがあります。また、CLB は既存のオンチップ制御ペリフェラルと接続して機能を強化し、設計の選択肢として使用できます。BiSS インターフェイスは、CLB を搭載した任意の C2000 デバイスに移植できます。
LAUNCHXL-F28P65X 評価ボードを利用して、TIDM-1010 を実装できます。LAUNCHXL-F28P65X LaunchPad は、F28P65x デバイス向けの低コスト開発キットです。