JAJU534E october 2022 – july 2023
TIDM-1011 リファレンス・デザインは、複数の LaunchPad キットでサポートされています (表 2-1 を参照)。表 2-1 に示されている C2000 リアルタイム・マイクロコントローラは、いずれも構成可能ロジック・ブロック (CLB) を備えています。エンコーダ・インターフェイスにより、CLB を広範に活用できます。CLB ペリフェラルは C2000 デバイス専用で、ユーザーは外部 FPGA や CLPD を必要とせずにカスタム・ロジックを組み込むことができます。CLB は複数のサブモジュールで構成されており、これらを組み合わせてカスタムのデジタル・ロジックを実現します。サブモジュールには、有限ステート・マシン (FSM)、ルックアップ・テーブル (LUT)、カウンタがあります。また、CLB は既存のオンチップ制御ペリフェラルと接続して機能を強化し、設計の選択肢として使用できます。
CLB の詳細については、『C2000 アカデミー』の構成可能ロジック・ブロック・モジュールをご覧ください。
次のデバイスには CLB が搭載されています。
200MHz のデュアル C28x CPU と、200MHz のデュアル・リアルタイム制御コプロセッサ (CLA) で、800MIPS の総合システム性能を実現しています。この強力な MCU は 1MB のオンボード・フラッシュを搭載し、16/12 ビットのアナログ / デジタル・コンバータ (ADC)、コンパレータ、12 ビットのデジタル / アナログ・コンバータ (DAC)、デルタ・シグマ同期フィルタ、HRPWM、eCAP、eQEP、CAN など、高度な差別化を可能にするペリフェラルを内蔵しています。デバイスの全機能と仕様については、TMS320F28379D デバイスのプロダクト・フォルダを参照してください。
120MHz の C28x CPU と 120MHz の CLA の間で 240MIPS を実現しています。この MCU は、最大 384KB のオンチップ・フラッシュ、3 つの 12 ビット ADC 、拡張構成可能ロジック・ブロック (CLB) などを内蔵しています。デバイスの全機能と仕様については、TMS320F280039C デバイスのプロダクト・フォルダを参照してください。
LaunchPad 開発キット | MCU デバイスのプロダクト・フォルダ (2) |
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LAUNCHXL-F28379D | TMS320F28379D |
LAUNCHXL-F280049C | TMS320F280049C |
LAUNCHXL-F280025C | TMS320F280025C |
LAUNCHXL-F280039C | TMS320F280039C |
なし (1) | TMS320F28388D |
LAUNCHXL-F28P65X | TMDS320F28P650DK9 |