JAJU534E october 2022 – july 2023
PM T フォーマット API (アプリケーション・プログラミング・インターフェイス) を使用すると、C28x が T フォーマット・エンコーダと通信できます。API の詳細な説明については、『C2000 T フォーマット・エンコーダ・インターフェイスのソフトウェア・ガイド』 (html、pdf) を参照してください。
このソフトウェア・ガイドには、次の資料が含まれています。
API の高レベルの概要を、表 2-16 に示します。
API 関数タイプ | 説明 |
---|---|
ランタイム関数 | |
コマンドの設定 | 特定の要求が送信され、応答が受信されるように、SPI と CLB を設定します。すべての T フォーマット・コマンド (読み出し、リセット、EEPROM コマンド) をサポートしています |
動作の開始 | この関数は、CLB ステート・マシンの TRANSMIT_DATA への遷移を開始します。これにより、要求の転送が開始されます。 |
データの受信 | エンコーダから受信したデータを T フォーマットのデータ構造体に展開して入力するための、要求固有の関数。 |
エンコーダ・パラメータの更新 | エンコーダから受信したデータに基づいて、位置、回転、エンコーダ ID を更新する関数。 |
初期化関数 | |
ペリフェラルの設定 | T フォーマット用の SPI、CLB、その他の相互接続 XBAR の設定は、システムの初期化時にこの関数を使用して実行されます。この関数は、システム・リセットのたびに呼び出す必要があります。ペリフェラルの設定関数が呼び出されるまで、T フォーマットのトランザクションは実行されません。 |
CRC テーブルの生成 | C28x がルックアップ・テーブルを使用して CRC を計算する場合にのみ必要です。特定の CRC 多項式 (多項式) に対して、指定されたビット数 (nBits) を持つ 256 個のエントリからなるテーブルを生成します。 |
周波数の設定 | T フォーマット周波数に一致するよう、CLB_SPI_CLK をスケーリングします。スケーリングは CLB クロックに依存します。 |