JAJU534E october 2022 – july 2023
IDEL 時には、インターフェイス上でアクティビティはありません。C28x は最初に要求を設定する必要があります。T フォーマット API には、要求の各タイプを設定するための関数が用意されています。
_setupCommand 関数は、要求データ・パケットを作成し、データを SPI TX FIFO にロードして、CLB を構成し、要求の送信と応答の受信に必要な SPI クロックの数を生成します。セットアップが完了すると、C28x は PM_startOperation() 関数を呼び出してトランザクションを開始します。
図 2-2、マーカー (1) を参照してください。
トランザクションが開始されると、START_OPERATION 信号は GPREG によって High になります。GPREG は CLB の汎用レジスタで、C28x はこのレジスタを使用してタイルの入力を直接制御できます。CLB の立ち上がりエッジ・フィルタが入力に対してイネーブルなので、START_OPERATION は 1 CLB クロックの間 High に維持されます。この時点で、メイン・ステート・マシン (FSM_1) は、FRAME_STATE を IDLE から TRANSMIT_DATA 状態に移動して応答します。