JAJU732E June 2019 – April 2024 TMS320F28P550SJ , TMS320F28P559SJ-Q1
絶縁バイアス電源として UCC14141 を選択します。これは、トランスを内蔵した絶縁型バイアスモジュールであり、最小のフットプリントと高さを実現します。出力は、+15V と –4V のデュアル レール構成でになっています。デバイスによって消費される最大電力は、製品フォルダにある UCC14141-Q1 計算ツールを使用して計算します。これにより、電流制限抵抗 (RLim) の値 (図 3-11の RLIM) が得られます 。ここでは、1 つのゲート ドライバだけに電力を供給するデバイス用に 1kΩ を選択し、1 つのゲート ドライバと絶縁センシングのハイサイドに電力を供給するデバイス用に 600Ω を選択しています。各出力は、絶縁電源が存在することを表示する LED に接続されています。それぞれの側にある 2 つのローサイド FET の間で絶縁バイアス電源を共有するためには、ボード上での注意事項があります。このジャンパには抵抗を配置し、RLim を調整する必要があります。これはまだテストされていません。さらに、ハイサイド FET 用のブートストラップ電源を実装するオプションもありますが、これもまだテストされていません。