図 3-14 に、ダウンロード可能なファイルのフォルダ構造を示します。
図 3-15 に PLECS シミュレーション デッキを示します。
PLECS シミュレーション デッキは、3 つの主要部分で構成されています。
- パワー コンバータ:
- パワー コンバータを備えており、メーカーの SiC-FET (シリコン カーバイド電界効果トランジスタ) モデルを搭載
- ヒートシンク (熱解析のためのセットアップは TIDA-010054 と同様)
- スイッチ ノードの波形を分析する 1 次側スコープ
- 出力電圧、電流、電力を分析する 2 次側スコープ
- トランスの磁気挙動を分析するための BH 曲線
- 位相シフト制御:
- 電圧および電流ループ用コントローラを備えています。位相シフト制御ブロックを開いて、コントローラの構成を変更することで、電圧ループと電流ループを切り替えることができます。
- 拡張位相シフト変調は、初期化スクリプトで EPS_EN = 1 を設定することによりイネーブルできます。
- 測定サブシステム:
- システム内での損失を測定して合計し、効率を計算
- 入力電力を確認するための表示。シミュレーション実行中の出力電力効率と損失
- ファイル ブロックへの命名と保存、測定サブシステムからの信号の命名、Microsoft® Excel® ファイルへの保存 (スタンドアロン バージョンのみ)