CCS でプロジェクトを開始するには、次の手順に従います。
- Code Composer Studio (CCS) 統合開発環境 (IDE) ツール・フォルダ (CCSV12.0 以上を推奨) から CCS をインストールします。
- C2000Ware Digital Power SDK ツール・フォルダの C2000Ware DigitalPower SDK をインストールします。
注: デフォルト・インストールでは、SDK とともに powerSUITE がインストールされます。
- [View] → [Resource Explorer] を選択します。TI Resource Explorer 下で、C2000Ware DigitalPower SDK を選択します。リファレンス・デザイン・ソフトウェアをそのまま開くには (このリファレンス・デザインおよびハードウェアで動作していたようにファームウェアが開き、基板はこのリファレンス・デザインと全く同じものにする必要があります)
- [C2000Ware DigitalPower SDK] 下で、[Development Kits] → [CCM Totem Pole PFC TIDA-010062] を選択し、[Run <Import> Project] をクリックします。
- これでプロジェクトがインポートされ、開発キットまたは設計ページが表示されます。このページを使用して、このユーザー・ガイドやテスト・レポート、ハードウェア設計ファイルなど、リファレンス・デザインに関する情報をすべて参照できます。
- [Import F28003x LFU DC-DC Project] をクリックします。
- この操作によりプロジェクトがワークスペース環境にインポートされ、図 3-37 のような GUI の main.syscfg ページが表示されます。
main.syscfg
ファイルをクリックすると、GUI ページが開いて、PFC 設計の変更可能なオプションが表示されます。この GUI を使用して定格電力、インダクタンス、容量、検出回路パラメータなど、適合するコンセプトのパラメータを変更します。
LFU の目的に合わせて、以下のオプションが選択されていることを確認してください。
- [LLC Lab] → [Closed Loop]
- [Control On] → [CLA]
- [SFRA Enabled] → [Disabled]
- 指定された設定が選択されたら、それぞれのビルド構成で、LFU_BANK0、LFU_BANK1 の順序でプロジェクトをビルドします。
注: Bank1 のファームウェアは Bank0 をリファレンスとして使用しビルドされるため、プロジェクトはこの順序でビルドする必要があります。
ハードウェア上でのデバッグ手順に関する具体的なラボの詳細については、セクション 3.1.3.5 を参照してください。