JAJU809 march 2023
このリファレンス・デザインには、ジッタ性能要件に基づき、LMK04832-SP または LMX2615-SP を使用して高速クロックを生成するための 2 つのオプションがあります。LMX2615-SP は、LMK04832-SP に比べて位相ノイズ性能が優れています。このため、LMX2615-SP を使用して 3.2GHz の高周波クロックを生成します。両方の LMX2615-SP デバイスは、クロック・バッファ CDCLVP111-SP を経由して 100MHz の位相内リファレンス・クロックを受信し、VCO 同期モードで動作して出力を同期し、SYSREF リピータ・モードで動作して LMK04832-SP からの制御信号をルーティングして通過させます。LMX2615-SP では、出力クロック位相を定義された位置に揃えるため、SYNC 入力に正のエッジが必要です。この信号は、LMK04832-SP からパルス・モードで、SDCLKout 上で供給されます。LMX から SYSREF を出力するのと同様に、デバイスは SYSREF リピータ・モードで動作し、LMK デバイスから SYSREF_REQ 入力で入力を受け取ります。