JAJU809 march 2023
ボードから、JESD204B 準拠のクロック出力が ADC12DJ3200QML-SP に与えられます。ADC の SNR はクロック・ジッタの影響を直接受けるため、ADC を使用してクロッキング・ボードの性能を分析します。ADC12DJ3200QML-SP は、最大 3.2GHz のクロック周波数で動作できます。LMK04832-SP はシングル PLL モード (PLL2) に構成されており、LMX2615-SP デバイスへの SYSREF_REQ 信号と SYNC 信号を生成します。このリファレンス・デザインの LMK04832-SP は、FMC+ アダプタ・ボードを経由して、FPGA リファレンス・クロック、コア・クロック、SYSREF を TSW14J57 キャプチャ・カードに供給するためにも使用されます。クロック・リファレンスとコア・クロックの周波数はどちらも 160MHz で、SYSREF の周波数は 20MHz です。また、アダプタ・ボードは、データ・コンバータ EVM とキャプチャ・カードとの間のインターフェイスとして機能すると同時に、ADC データ・レーンを FPGA に接続します。
ADC12DJ3200EVMCVAL はデュアル・チャネル・モード (JMODE3) で動作し、1 つのチャネルへの入力のみが供給され、対応する ADC コアからの出力がキャプチャされます。LMK61E2 により、CDCLVP111-SP 経由で LMX2615-SP RF PLL クロック・シンセサイザ・デバイスに対して 100MHz の入力リファレンス周波数が供給されます。位相検出器の周波数も 100MHz に変更されます。ADC 入力では、SNR 測定用のさまざまな入力信号を利用できます。結果については、セクション 4、「テストと結果」を参照してください。
クロック・リファレンス | LMK04832-SP クロック PLL2 モード | LMX2615-SP PLL シンセサイザ | ADC クロッキング | FPGA クロッキング |
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クロック・リファレンスを選択 | クロック入力 / 出力の一覧表示 | クロック入力とクロック出力 | クロックの入力 / 出力 | クロックの入力 / 出力 |
その他のオプション:
| 入力 REF (OSCin) - 100MHz 出力クロック: CLKout1 - LMX2615-1 SYSREF_REQ1 (20MHz) CLKout3 - LMX2615-2 SYSREF_REQ2 (20MHz) CLKout4 - FPGA2 REFCLK CLKout5 - LMX2615-1 SYNC1 CLKout6 - FPGA2 CORECLK CLKout7 - FPGA2 SYSREF CLKout8 - FPGA1 CORECLK CLKout9 - FPGA1 SYSREF CLKout10 - FPGA1 REFCLK CLKout11 - LMX2615-2 SYNC2 | LMX2615-1: 入力 REF (OSCin) - 100MHz SYNC - SYNC1 SYSREFREQ - SYSREF_REQ1 出力クロック: RFoutA1 - ADC1 CLK RFoutB1 - ADC1 SYSREF LMX2615-2: 入力 REF (OSCin) - 100MHz SYNC - SYNC2 SYSREFREQ - SYSREF_REQ2 出力クロック: RFoutA2 - ADC2 CLK RFoutB2 - ADC2 SYSREF | サンプリング・クロック:3.2GHz SYSREF - 20MHz | FPGA REFCLK - 160MHz FPGA CORECLK - 160MHz FPGA SYSREF - 20MHz |