JAJU809 march 2023
3.3V デバイスすべてに高精度の電力を供給するため、プリレギュレータとして降圧コンバータを使用します。これにより、ドロップ電圧を下げることで LDO の発熱を低減できます。この方法で、低ノイズ電源、降圧コンバータと LDO のカスケード接続、または一連の LDO に対しての、大幅にノイズが低減されたクロック生成の要求を満たすことできます。
コンバータの設計仕様:
ここで
補償値は WEBENCH® Power Designer で決定され、TINA-TI の平均モデルによるシミュレーションで検証されたものです。
図 2-17 は、シミュレーションから得られた位相マージンが 57.86°であることを示しています。
TPS50601A-SP 放射線耐性が強化された 3V~7V 入力、6A の同期整流降圧コンバータのデータシートの、周波数補償用の小信号モデルについて解説しているセクションの式を使用して、目的の仕様に応じたデバイスのループ補償成分の値を再計算します。