JAJU840A April 2022 – April 2024
このリファレンス デザインでは、デフォルトでスタートアップ時に動作モード 1 に設定されています。このモードでは LDC3114 のベースライン トラッキング アルゴリズムを使用して 8 つの異なるタッチ ボタンを実装します。これらの各ボタンを押すと LDC3114 のデジタル出力が監視され、ボード上の関連した LED に表示されます。ベースライン アルゴリズムのデータがボタンのスレッショルドを上回ると、LDC3114 のデジタル出力がトリガされます。この状態になると、デバイスの極性設定に応じて、デバイスと OUT レジスタの両方のピンがボタンのステータスを High と表示します。ボタン フィードバックの表示に使用されている LED は、ボードのそれぞれのサイドにあるボタンの押下により 1 個のみが点灯します。これは、LDC3114 の MAXWIN 機能により、1 つのボタンを大きな力で押したときに同じ側にある 2 つのボタンが押されてしまい、隣のボタンが同時にトリガされることを防いでいるためです。これは LDC3114 によって動作しているため、各デバイスのボタンが押下されていることを LED で同時に表示可能です。LDC3114 の内部アルゴリズムの詳細については、『LDC211x および LDC3114 の内部アルゴリズム機能』アプリケーション ノートを参照してください。モード 1 では、磁気ダイヤルボタンを押すと動作モードがモード 2 になります。