JAJU847B april 2021 – april 2023
OPAX607 は、3.8nV/√Hz の低ノイズと 50MHz の広いゲイン帯域幅を実現する非補償型 (ゲイン = 6V/V 安定) 汎用 CMOS (相補型金属酸化膜半導体) オペアンプです。OPAX607 は低ノイズで帯域幅が広いため、コストと性能を両立させる必要がある汎用アプリケーションに最適なデバイスです。高インピーダンスの CMOS 入力を備えた OPAX607 は、出力インピーダンスの大きいセンサ (圧電トランスデューサなど) と接続するのに理想的なアンプです。
OPA607 は、最大静止電流が 1μA 未満のパワーダウン・モードを備えているため、ポータブル・バッテリ駆動アプリケーションに最適なデバイスです。OPA607 のレール・ツー・レール出力 (RRO) は、電源レールから 10mV の電圧まで出力振幅を拡大できるため、ダイナミック・レンジを最大限に広げることができます。
このオペアンプは、最小 2.2V (±1.1V)、最大 5.5V (±2.75V) の低電圧で動作するよう最適化されており、温度範囲 -40℃~+125℃での動作が規定されています。