JAJU870B November 2020 – April 2024 BQ25798
構成をプログラムした後で TIDA-050047 リファレンス デザインをテストするには、電源を投入する前にいくつかの接続を行う必要があります。
まず、TIDA-050047 に電源を投入する必要があります。ソーシングのため TPS25750D と BQ25798 に電源を投入するのに必要な電力を供給するために、双方向電源を J2 の BATT ソケットに接続できます。JP1~JP3 のセル構成ジャンパ設定に応じて、電圧に応じて電源電圧および目的の電流制限まで設定できます。テストには 1A で十分です。JP4 ジャンパも、デフォルトのサーミスタ設定用に装着する必要があります。
接続が適切に行われたら、電源を投入できます。BATT の電源が、BQ25798、および必要な 5V および 3.3V 降圧コンバータ、TPS25750D へ接続する LDO の電源を投入します。PD コントローラの電源が投入されると、コントローラは、アプリケーション カスタマイズ ツールで選択したオプションに基づいて動作するように、フラッシュ IC にプログラムされたプロジェクト構成をロードします。
これで、ネゴシエーションに従って、TIDA-050047 を USB Type-C ケーブルを経由してポート パートナーにつなぎ、ソース パワーまたはシンク パワーへの接続を行う準備が整いました。
デッド バッテリ モードなどのシンクのみのアプリケーションをテストする場合も、同じ接続を行うことができます。ただし、この場合 BATT ピンに電力を供給する必要はありません。代わりに、バッテリの充電をシミュレートするために電力をシンクします。したがって、適切なジャンパを設定した後、USB Type-C ケーブルを、ソース機能を提供するポート パートナーに接続すると、TPS25750D は VBUS を使用して電源を投入し、フラッシュから適切な構成をロードして、BQ25798 をバッテリの充電用にプログラムします。