JAJU883C december 2020 – may 2023 DLPC900
DLPC900 のファームウェアには、バッチ・ファイルを保存できます。これらのバッチ・ファイルには、いくつかの設定シーケンスを実行するためのコマンドが含まれているため、ユーザーやホストがこれらのコマンドを直接実行する必要はありません。ファームウェアにバッチ・ファイルが含まれているなら、GUI はバッチ・ファイル名をクエリし、[Batch Files Stored in the EVM] グループ・ボックスにある [Batch Command Sequence] パネルに名前をリストします。ユーザーは、リストからバッチ・ファイルを選択して実行できます。
また、電力が供給されたとき DLPC900 の電源オン・シーケンスで実行される、デフォルトのバッチ・ファイルを指定することもできます。たとえば、EVM に電源が供給された後も LED をオフのままにするなら、LED をオフにするコマンドを含むバッチ・ファイルを作成してから、そのバッチ・ファイルがデフォルトになるよう、ファームウェアを更新できます。それから、更新されたファームウェアを EVM にアップロードできます。次に電源が EVM に供給されたとき、LED はオンになりません。バッチ・ファイルで使用可能なコマンドの完全なリストについては、『DLPC900 プログラマ・ガイド』の付録 B にあるバッチ・ファイル・コマンドを参照してください。