JAJU883C december 2020 – may 2023 DLPC900
画像を最も効率的に保存および圧縮するため、GUI は画像を 24 ビット RGB ビットマップ画像のグループにパックします。1 ビットの黒と白の画像、8 ビットのグレー・スケール画像、または他のビット深度の画像 (最大 24 ビットの画像) が存在する場合、それらの画像が結合されてコンポジット画像が作成されます。たとえば、24 個の 1 ビット画像、3 個の 8 ビット画像、またはさまざまなビット深度を足し合わせて 24 ビットになるコンポジット画像です。
1 つの画像が 2 つの 24 ビットのコンポジット画像にまたがることはできません。たとえば、3 つの 7 ビット画像は 1 つのコンポジット 24 ビット画像に収まりますが、4 つ目の 7 ビット画像は別の 24 ビット画像にする必要があります。最初のコンポジット 24 ビット画像の残りのビットには、3 ビット以下の画像のみを入れることができます。
それから、GUI は DLPC900 プログラマ・ガイドに記載されている拡張ランレングス・エンコードを使用して、それぞれの 24 ビット画像を圧縮します。圧縮された画像は、保存済みパターン・モードまたはパターン・オン・ザ・フライ・モードで動作しているとき、DLPC900 の内部メモリにロードされ、解凍されます。
この EVM は、接続されている DMD をベースとして、フラッシュ・メモリに最大 400 個の 1 ビット・バイナリ / 50 個の 8 ビット・グレースケール圧縮パターン、または 960 個の 1 ビット・バイナリ / 120 個の 8 ビット・グレー・スケール・パターンを保持できます。圧縮率によっては、400/960 を超えるパターンを保存し、複数のパターン・シーケンス用に複数のパターン・セットを持つことができます。これらのパターンは、動作モードが [Pre-Stored Pattern Mode] に設定されているときロードされます。このトピックの以後の部分は、保存済みパターン・モードにのみ適用されます。
DLPC900 シングル・コントローラ LightCrafter EVM には、EVM に電力が供給されたときに表示されるパターン・シーケンスがプリロードされています。GUI はフラッシュ・メモリに保存されている画像を認識していないため、新しい画像を保存する前に、すべての画像をフラッシュから削除することをおすすめします。[Pattern Design] パネルに画像を追加するとき、GUI は常に画像のインデックス 0 から開始します。ただし、GUI がファームウェアに画像を保存するとき、既に画像がファームウェアに存在するなら、最後の画像の末尾に新しい画像を追加します。
たとえば、ファームウェアに 2 つの 24 ビット画像が既に保存されていると仮定します。これら 2 つの画像のインデックス値は 0 と 1 です。この場合、[Pattern Design] パネルでパターン・シーケンスが作成され、GUI によってすべての画像が 4 つの 24 ビット画像にパックされてファームウェアに保存されると、4 つの画像がファームウェアに追加され、インデックス値は 2、3、4、5 になります。そのファームウェアが EVM にアップロードされ、パターン・シーケンスが開始されると、画像のシーケンスは 2、3、4、5 ではなく 0、1、2、3 になります。
まず、ファームウェアに現在含まれている画像を調べます。
最後のインデックス値に 1 を加えた値が、フラッシュに格納されている画像の数を表します。
[Source Select] ドロップダウン・リスト・ボックスで、[Parallel RGB] インターフェイスを選択してビデオ・ソースに戻り、[Set] ボタンをクリックします。EVM にビデオ・ソースが接続されている場合はソースが表示され、それ以外の場合はソリッド・カーテンが表示されます。