JAJU883D December 2020 – July 2024 DLPC900
DLPC900 のファームウェアには、バッチ ファイルを保存できます。これらのバッチ ファイルには、いくつかの設定シーケンスを実行するためのコマンドが含まれているため、ユーザーやホストがこれらのコマンドを直接実行する必要はありません。ファームウェアにバッチ ファイルが含まれている場合には、GUI はバッチ ファイル名をクエリし、[Batch Files Stored in the EVM] グループ ボックスにある [Batch Command Sequence] パネルに名前をリストします。ユーザーは、リストからバッチ ファイルを選択して実行できます。
また、電力が供給されたとき DLPC900 の電源オン シーケンスで実行される、デフォルトのバッチ ファイルを指定することもできます。たとえば、EVM に電源が供給された後も LED をオフのままにするなら、LED をオフにするコマンドを含むバッチ ファイルを作成してから、そのバッチ ファイルがデフォルトになるよう、ファームウェアを更新できます。それから、更新されたファームウェアを EVM にアップロードできます。次に電源が EVM に供給されたとき、LED はオンになりません。バッチ ファイルで使用可能なコマンドの完全なリストについては、『DLPC900 プログラマ ガイド』の付録 B にあるバッチ ファイル コマンドを参照してください。