パターン表示 LUT 構成コマンドは、ルックアップ テーブル (LUT) に保存されたパターンの実行を制御します。このコマンドを実行する前に、現在のパターン シーケンスを停止します。
すべてのパターン表示 LUT 定義コマンドが発行された後に、このコマンドを発行します。
注:
- このコマンドは、すべてのパターン表示 LUT 定義データを有効化し、パターン表示 LUT 定義のパターン インデックスによって定義された順序で DLPC900 のパターン メモリ内のすべてのパターンを表示するパターン表示 LUT のデフォルトの順序を設定します。
- このコマンドが実行されると、パターン表示 LUT 定義内の、入力トリガを持つパターンに先行する任意のパターンには、黒色のパターンが末尾にロードされます。これにより、トリガが受信され、トリガされたパターンを開始するまで、システムは黒い画面を表示します。トリガされたパターンがパターン表示 LUT 定義内の最初のパターンである場合、パターン表示 LUT 定義内の最後のパターンが、その前のパターンとして扱われます。
表 2-138 パターン表示 LUT 構成コマンド
I2C |
USB |
読み出し |
書き込み |
0x1A31 |
0x75 |
0xF5 |
表 2-139 パターン表示 LUT 構成コマンドの定義
バイト |
ビット |
説明 |
リセット |
タイプ |
1:0 |
10:0 |
LUT のエントリ数 (NL):
- 1~960 (DLP5500 DMD)
- 1~400 (それ以外の DMD)
|
d0 |
wr |
1 = 1 エントリ |
2 = 2 エントリ |
... |
- 最大 960 エントリ (DLP5500 DMD)
- 最大 400 エントリ (それ以外の DMD)
|
15:11 |
予約済み |
5:2 |
31:0 |
表示するパターンの数 (NP):
- 設定値が 0 なら、シーケンスを永久に繰り返す
- 設定値 = 表示するパターンの数 (1)
|
d0 |
wr |
(1) パターン表示 LUT 構成で表示するパターンの数 (
NP)。
注: シーケンスを 1 回表示するには、これをパターン表示 LUT エントリ数 (NL) と同じ値に設定します。シーケンスを複数回表示するには、ここに任意の数を入力できます。パターンは floor(NP/NL) 回表示され、残り (R) は、パターン表示 LUT の最初の R エントリが表示されます。たとえば、NP = 27、NL = 5 の場合、パターン表示 LUT シーケンスは 5 回表示され、続いてパターン表示 LUT で定義された最初の 2 つのパターンが表示されます。