JAJU887 February 2023
構造
ヘッダー | 長さ | CMD | アドレス | データ | CRC32 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
0x80 | 0x09 | 0x00 | 0x29 | A1...A4 | L1...L4 | C1 | C2 | C3 | C4 |
説明
このコマンドは、アドレス A1...A4 から始まるデータを読み出すために使用されます。
このコマンドを使用してデータを読み出すには、BSL の構成で読み出しをイネーブルにする必要があります。この機能は、BSL 構成のデフォルトでディセーブルです。
データは、メイン・フラッシュ (アプリケーション・メモリ)、メイン以外のフラッシュ (構成メモリ)、SRAM メモリから読み出すことができます。
保護
あり
アドレス
読み戻すメモリ領域の開始アドレス。A1...A4 で、A1 は 32 ビット・アドレスの最下位バイトです。
データ
読み取るデータのサイズをバイト単位で、L1...L4 により表します。ここで、L1 は最下位バイトです。読み取るデータの最大サイズは、デバイスのバッファ・サイズによって制限されます。バッファ・サイズは、デバイス情報の取得コマンドで確認できます。
コマンドの戻り値
BSL アクノリッジと、読み戻しコマンドが有効なら要求されたデータを含む BSL コア応答。詳細については、セクション 4.4.3 を参照してください。
読み戻しコマンドのアドレスまたは長さが無効、あるいは読み出しがディセーブルなら、BSL アクノリッジに続いて、メッセージ応答として対応するエラーが送信されます。
例
ホスト:80 09 00 29 00 0C 00 00 08 00 00 00 32 9D B0 35
BSL:00 08 09 00 30 FF FF FF FF FF FF FF FF F6 2B A1 73