JAJU892B May   2023  – September 2024

 

  1.   1
  2.   概要
  3.   リソース
  4.   特長
  5.   アプリケーション
  6.   6
  7. 1システムの説明
    1. 1.1 主なシステム仕様
  8. 2システム概要
    1. 2.1 ブロック図
    2. 2.2 設計上の考慮事項
    3. 2.3 主な使用製品
      1. 2.3.1 MSPM0G1507
      2. 2.3.2 UCC28881
      3. 2.3.3 UCC27712
      4. 2.3.4 TLV9064
      5. 2.3.5 TPS54202
  9. 3システム設計理論
    1. 3.1  高電圧降圧補助電源
    2. 3.2  DC バス電圧センシング
    3. 3.3  モーター ドライブ段
    4. 3.4  バイパス コンデンサ
    5. 3.5  2 個または 3 個のシャント抵抗を使用した相電流センシング
    6. 3.6  単一のシャント抵抗を使用した相電流センシング
    7. 3.7  センサ付きモーター制御用のホール効果センサまたは QEI インターフェイス
    8. 3.8  ソフトウェア デバッグ用 DAC
    9. 3.9  過電流保護
    10. 3.10 過熱保護
    11. 3.11 絶縁型 UART ポート
    12. 3.12 インバータのピーク電力能力
  10. 4ハードウェア、ソフトウェア、テスト要件、テスト結果
    1. 4.1 ハードウェア要件
      1. 4.1.1 ハードウェア ボードの概要
      2. 4.1.2 ボードの検証用のテスト機器
    2. 4.2 ソフトウェア要件
      1. 4.2.1 MSPM0 ファームウェアの概要
        1. 4.2.1.1 ボード テストに必要なソフトウェアのダウンロードとインストール
        2. 4.2.1.2 プロジェクトを CCS にインポート
        3. 4.2.1.3 プロジェクトのコンパイル
        4. 4.2.1.4 ダウンロード イメージとモーターの回転
    3. 4.3 テスト結果
      1. 4.3.1 テスト設定
      2. 4.3.2 補助電源のテスト
      3. 4.3.3 電流開ループ テスト
      4. 4.3.4 過電流保護のテスト
      5. 4.3.5 モーターの起動シーケンス
      6. 4.3.6 負荷テスト
    4. 4.4 新しいハードウェア ボードへのファームウェアの移行
      1. 4.4.1 PWM、CMPSS、ADC モジュールの構成
      2. 4.4.2 モーターと制御パラメータの調整
  11. 5設計とドキュメントのサポート
    1. 5.1 設計ファイル
      1. 5.1.1 回路図
      2. 5.1.2 BOM
    2. 5.2 ツール
    3. 5.3 ドキュメントのサポート
    4. 5.4 サポート・リソース
    5. 5.5 商標
  12. 6著者について
  13. 7改訂履歴

ダウンロード イメージとモーターの回転

「Run」→「Debug」メニュー オプションをクリックして CCS にソフトウェアをダウンロードしてデバッグし、次に pUserCtrlRegs 変数を「Expressions」ウィンドウに追加し、「pUserCtrlRegs」→「speedCtrl」→「b」→「speedInput」を選択して右クリックし、「Q-Values」→「Q-Value(15)」を選択します。図 4-9 は値の種類を変更する場所と方法を示します。

TIDA-010250 ダウンロードとデバッグ図 4-9 ダウンロードとデバッグ

CCS で「Run」ボタンをクリックしてコードを実行し、speedInput をゼロ以外の値に変更してモーターを回転させます。たとえば、0.6 という数字は最大速度の正規化番号なので、speedInput = 1 の場合、モーターは最大速度で動作します。モーターを停止するには、speedInput を 0 に設定します。

図 4-10speedInput 値を変更する場所を示します。

TIDA-010250 モーター速度の割合を speedInput で設定図 4-10 モーター速度の割合を speedInput で設定